突然ですが筆者は先日、お腹の激痛で救急車で病院に搬送されました。
最初は寝起きで感覚が鈍っていたのか股関あたりが痛いのだと思っていました。しかし意識がしっかりしてくると同時にお腹が痛いのだとハッキリしてきました。
「腹痛なら出すもの出してしまえばスッキリするだろう」最初はそう思ってトイレでしばらく踏ん張っていたのですが、どうにも出る気配がない…痛みは増してくるばかり…。
得意のグーグル検索でスマホで急いで検索してみたところ、どうやら尿管結石の疑いが…
目次
3大激痛
調べると尿管結石は3大激痛と言われるほど痛みの激しい疾患だそうで、のたうち回るほどだそうです。
信じたくはない…と思いつつも現実を突きつけるように痛みは頂点に達し、体中から冷や汗が吹き出し、呼吸は荒れ、それなのに119番は気恥ずかしさからためらっていました。「(もしただの腹痛だったらどうしよう…)とか救急車呼んだあとに痛みが無くなったらどうしよう)とか」
でも実際ヤバイくらい痛いしもうこれは待ったなしで呼ぶしか無いと、とりあえず「#7119」に電話しました。
※これは「住民が、急な病気やけがをした際に、「救急車を呼ぶか」「いますぐ病院に行った方が良いか」など、判断に迷った場合に、相談員から電話でアドバイスを受けることができる救急相談サービス」です。119に直接電話を掛けるのにためらいがある場合はこちらにかけることで、救急相談としてアドバイスをしてもらえる他、もし救急車が必要な場合は繋げた電話をそのままの状態で呼んでもらえます。筆者は今回2回目の使用。
これは実にベストな判断でした。
そして救急車が到着。意識チェックと症状確認、搬送可能病院などを探されて近くの総合病院へ行くことに。
救急車内でもやはり痛みがどんどん増していき、我慢強いと自負している筆者でも唸り声を上げるレベル。
病院到着後、血液検査と尿検査、CT撮影やレントゲンなど色んな検査を受けました。
そして尿検査時には血尿を確認。この時点でほぼ尿管結石確定です。
CT撮影後に画像を見せてもらいましたが、膀胱手前の尿管に3ミリ程度の結石があったとのこと。幸いにも小さい結石だったので、お水をたくさん飲んでお薬で結石の溶かせる部分を溶かして自然配石の方向で頑張っていきましょうとのことでした。
検査費用はいくらかかるの?
急な出費になると思いますし、色んな検査を受けるのでやっぱり費用って気になりますよね。
僕の場合は救急搬送から検査、点滴など含めて、健康保険の3割負担で1万円前後でした。
幸い結石の大きさが小さかったため、自然配石を促す方向で投薬治療になったので、薬代だけでも2000円程で済みました。
これが実際大きい結石になった場合は自然配石は期待できませんので、入院治療という形になることがありますが、その場合は治療法によりますが10万円ほどかかると言われています。
日頃から体調に気遣い、生活習慣をしっかりしていれば病院にかかることはなかったと反省しています。
今年は冷夏で水分補給に注意
今年は冷夏になることが予想されています。冷夏になると当然涼しいわけですから、喉の渇きが出なかったり、汗をかかなかったりして水分補給をついつい怠ってしまいます。
そして日本の食生活はより西洋になった時代ですから、塩分の多い食事などは気が緩んでいなくても多くなってしまいがちです。
そうした環境というのは尿の成分は濃度を濃くしてしまい、より結石の出来やすい状況を作り出してしまうのです。
そのためなるべく尿を薄めるようにするために、2.5リッターから3リッターほどの水を飲むように推奨されています。
また、塩分の濃い食事をできるだけ避ける事も重要ですね。
尿管結石はどれぐらいで治る?
筆者自身、現在投薬治療中ですのであくまで情報によりますが、結石の大きさによって変わってくるようです。
僕の3ミリほどの小さい結石で、およそ1週間強くらいかかるそうです。
自然排石が期待できる大きで3ミリ以上では12日かかったケースなどもあるため、一概に正確な完治期間というのは存在しないため、とにかく水分をいつもより多めに取ることと、塩分を控えた食生活を心がけること、そして軽めの運動をして自然排石を促すことが大事だということがわかりました。
完治した際はまたこちらで追記いたしますので、頑張って治していこうと思います。
まとめ
脇腹が痛かったら迷わず救急車呼んでください。痛みが激しかったら迷わず呼ぶ。これだけです。悩んだら呼ぶ、でもいいです。痛みは突然やってきます…
怖いことを言うようですが、今では10人に1人が発病すると言われている身近な疾患です。
明日は我が身かもしれません。しかし、予防することは可能です。第1には水分補給です。そして第2には塩分を控える、ということです。
現在筆者は投薬治療により治療中です。まだ鈍痛がするため尿管に残っていると思いますが、結石の大きさから大体8日間ほどで自然配石されるという情報があったため、早く出てくれることを祈りながら頑張っていきます。
みなさんも冷夏だからと水分補給を怠らないよう、意識的に目を向けて、尿管結石にならないように気をつけましょう。尿管結石になると昇天しそうになるほど痛い思いをします…。
また続報があり次第こちらに追記しますので、是非応援よろしくおねがいします。
追記:2019.7.18
あれから6日が経ちましたが、今だ尿管に留まっているようです。
痛み止めが無いと寝れない程度の痛みが続いており、日々痛みと戦っている状態です。
時々痛みが膀胱のあたりでしているように感じたり、痛みを全然感じなくなる瞬間もあるのですが、時間が経つとやはり同じ場所から痛みが発して進展していないのだな、と実感します…。
お医者さんの言うとおりに1日あたり2リッター以上を目標に水分補給を心がけ、軽い運動を入れて石の排出を促しています。
この地獄のような生活から早く抜け出すために、何か画期的な方法はないかと探していましたが、現実は厳しいもので、出てくる情報はひたすら痛みに耐え、水を飲み、運動をし、食生活に気をつける、それだけです。
ただ、もしかしたら尿管結石解消の近道になるのではという情報を一つゲットしました。
それは現在飲んでいるウロカルン錠についてです。
こちらはウラジロガシという漢方のエキスを錠剤にしたもので、元々は民間療法として使われていたものでした。
このウラジロガシというのはお茶として飲めるものもあり、市販されています。ただ相当苦いらしいので、僕はこれの粒状になったものを少しでも早く改善できるならという少ない希望にかけて購入し、飲んでみることにしました。
僕の結石は3mmと決して大きくはないのですが、それでも四六時中痛みに耐えている状態でとてもしんどいです。
この痛みから逃れる方法についていろいろ調べては見たものの、志室というツボを押すか、痛み止めを飲むかぐらいしか情報が見つかりませんでした。
とにかくひたすら耐える…悲しい現実ですが、結石が著しく大きい、または排出に1ヶ月もかかるというような状況でもない限り、自然に出るのをただひたすら痛みに耐えて待つことしか出来ない現状を少しでも緩和するためには、軽い運動、多めの水分補給、そして痛み止めに頼るという方法以外には、僕が試そうとしているウラジロガシ茶(粒)を飲むという方法ぐらいしか見つかっておりません。
追記を執筆中も激しい痛みに襲われ、全く記事が更新できない状態です。
とりあえず、ウラジロガシの件については人によって効果は変わると思うので、飲んでみてから追記したいと思います。
追記:2019.7.19
尿管結石の石の排出を確認しました。
大きさはCT撮影時と同じ3ミリ、トゲトゲしていてどす黒い結石が出ました。
田舎産まれ、田舎育ちの人口の少ない町で幼少期を過ごしました。
自然豊かでしたが、刺激は少なく町は廃れていくばかり、そんな僕が東京へ来て、毎日成長していく都会の姿を見たときは、正直びっくりしました。
変わっていくのは、動き続けることなんだって気がついた時、僕はすでに行動に移していました。
そんな日々変わりゆく何気ない景色の中に、生きている僕たちがいて、一時一時を踏みしめていく。
僕はその一時を大事にしたい、そういう思いを込めて「たのらいふ」と名付けました。